B 公共空間

B-10 耐バンダリズム

Anti-Vandalism

対象物の強化・回避

破壊行為や落書きなど、バンダリズムの対象となりやすい施設の耐性を高め、バンダリズムが行われにくくする。公園であれば、ベンチやトイレなどに破壊や落書きがされにくい材料を用いる。または、それらの対象となる物を設置しない(被害の回避)。それでもバンダリズムが行われた場合には、住民などの手で、速やかな原状回復に努める。

公衆便所の壁面緑化とアダプトサイン、清掃する3人とサインを見る2人、自転車に乗る2人。人物計7人・樹木3本・自転車2台・清掃道具と原図の配置を保持。壁面緑化とアダプトサインの説明文字・引出線を保持。
トイレの外壁には地域の小学生の絵が飾られている(けやきの公園/東京都板橋区)
トイレの外壁には地域の小学生の絵が飾られている
(けやきの公園/東京都板橋区)
ベンチのスケートボード防止対策(イギリス・マンチェスター市)
ベンチのスケートボード防止対策
(イギリス・マンチェスター市)

割れ窓理論

建物やビルの窓ガラスを割られたまま放置しておくと、外部からは、その建物ひいては地域全体が管理されていないと認識され、地域全体が荒れ、犯罪が多発していくという考え方。

住民の参加により、落書き対策や清掃活動、ごみ出しルールの徹底などを図り、美しく快適なまちにしていくことは、住民のなわばり意識や当事者意識の向上につながり、防犯上有効と言える。

(出典:国土交通省(2008)「安心して暮らせるまちにするために~地域防犯活動からはじめるまちづくり~」)